40代の転職者で「書類選考が通らない!」という方はぜひ読んでくださいね!
履歴書・職務経歴書など応募書類を書くときには、注意してほしいことがあります。
誰が、どのような視点で読むのか考えて書く
応募書類は、企業で採用に関わる人が、どこを、どのように読んでいるか?を考えながら作成するとさらに良くなります。
もちろん採用担当者が応募書類を読みます
まず、採用担当者がすべての応募書類を読んで、その中から配属予定部門の責任者に見せる応募書類を選びます。
つまり、専門家以外が読んでも解りやすい書類であることが必要です。
役員面接まで考えると、応募書類を読む大半の人は、その職務のプロではありません。
専門用語が多すぎたり、アイマイな表現が多すぎる応募書類は、たいへん読みにくいものです。
・豊富な経験があります。(具体的でない、定量的でない)
・趣味は◯◯なので体力があります。(根拠・説得力がない)
・年齢より若いと言われます。(客観性がない、書く必要もない)
配属部門の責任者も応募書類を読みます
少々、矛盾するようですが・・・
配属予定部門の責任者があなたの応募書類を読むときは、あなたの経歴や実績・成果が書面から伝わらねばなりません。
当たり前ですが、専門家が読んで評価できる内容であることが必要です。
応募書類の使い回しはしないこと!
応募書類は「企業の求人条件に対するあなたの回答用紙」と書きました。
少なくとも「志望動機」と「活用できるあなたのスキル」は、各社の状況や募集条件を踏まえて1社ごとに書き直す必要があります。
応募書類の選考や面接において「志望動機」は重要です。
転職エージェントに紹介された会社であっても、(転職エージェントに預けてある履歴書や職務経歴書ではなく)その会社用に書き直した応募書類を使用すべきです。
応募条件に合わないときも諦めなくて良い!
もしあなたが応募条件にピッタリ合わなくても、応募を諦める必要はありません。
条件に対する不足部分をどのような方法でカバーできるのか対策を考えて、応募書類の中で前向きにアピールすれば良いのです。
不足分をカバーする対策に納得性があり、その仕事がしたい熱意が感じられれば、面接に進めることは充分にあり得ます。
書類選考に通る応募書類にするために!
あなたの採用に関わる人は、たくさんの人の応募書類を読みます。
自己アピールも大事ですが、次のようなことにも注意してくださいね。
読みやすい書類にする
あなたの応募書類は、読みにくい書類になっていませんか?
次のような書類は、見ただけで「読みたくない」と感じさせてしまいます。
・ダラダラと長い文章の書類
・見出しと本文のメリハリがない書類
・行間が詰まっている書類
でもマイナスの印象は消せないですね!
書く必要がないことは書かない
「毎週末は登山にでかけます」
「週末は家族サービスをします」
「毎週土日は◯◯会の役員をしています」
健康的な趣味や社外活動をアピールするつもりで書いた文章であっても、採用担当者から見ると「週末の臨時対応ができない人」という印象が残り、マイナス要因となる場合があります。
あなたに突出した成果やスキルが無い限り書類選考は不合格の可能性が高まります。
人事部長のまとめ
・応募書類は、誰が、どのような視点で読むのか考えて書く
・応募書類の使い回しはしない
・応募条件に少々合わなくても、挽回策があれば大丈夫!
・たくさんの中から選ばれる応募書類を書く
応募書類の唯一・最大の役割は「 面接の機会を得ること」を忘れないように!